本日、久保田工業所は全てのプレス機械に対して特定自主検査を行いました。この検査は、サーボプレス機4台および油圧プレス機7台を含む、当社の製造設備全体に及びます。特に注目すべきは、当社が保持している「特定自主検査事業内」の免許により、内部で完結するこの検査プロセスです。

労働安全衛生法に基づくこの検査は、動力プレス機械の安全性を確保するため、毎年実施される必須の評価です。国の定める「動力プレスの定期自主検査指針」に則って行われ、特定の資格を持つ労働者がこれを担当します。

久保田工業所では、平成19年度に特定自主検査事業内の資格を取得して以降、外部の検査業者に頼ることなく、高度な技術力を持つ内部スタッフによる検査を行っています。この自主性が、検査の精度と迅速性をさらに高め、全機械の安全性を保証しています。

※ 検査業者と事業内検査では結果が異なっています。 検査業者が実施した417台のうち、合格率が5.5%であるのに対し事業内検検査者が実施した320台の結果を見ると合格率が4.7%となります